ウロボロス(Ouroboros)というステーキングの為の難しい計算式(アルゴリズム)でブロック生成が決まります。分散化の事を物凄く考えてある学会でも認められた計算式です。
プールが、エポック(5日で1エポック)の間にいくつブロック生成を出来たのかが報酬に影響します。
委任ADAの数が多い方がブロック生成率は上がりますが、委任者が多い分、分配が減ります。逆に委任の少ないプールはブロック生成率は低いですが出来た時は大きな報酬となります。
報酬の計算は
分かりやすく言うとこんな感じです。
生成ブロック数×報酬=プール報酬
プール報酬−プール手数料=委任者への報酬(委任したADAの量に応じて分配)
ですので、「生成数が多い=報酬が多い」ではないようです。
プール報酬と委任者への報酬はすべてウロボロスのコンピューター同士の通信(プロコトル)によって処理されますので、プールオペレーターが委任者の報酬に触る事も関与も出来ないようになっています。
委任の1番初めは委任預り金(デポジット)で2ADA。
トランザクション費で約0.17ADA
合わせて約2.17ADA
委任先変更すると約0.17ADA掛かります。
委任解除すると預り金の2ADAは返還されます。
委任プールがブロック生成に成功すると、15〜20日後に初報酬を その後はエポック毎(5日)に報酬が入ります。
詳しい事は下の[報酬発生までのエポック説明]をお読みください。
今はウォレットの残高は全額委任です。
2021年中には複数委任が簡単に出来る様になる予定です。
委任先を分散したい場合は、分散したい数のウォレットを作成してそれぞれ委任先を分ける事で、可能となります。
エポックとは、カルダノ時間の単位で、私達の日や週に相当します。 1エポックは5日間、ステーキング報酬は5日毎になります。
下の図のように委任から始まり、スナップショット(その時点の状態を丸ごと保存した物。ゲームのセーブデータみたいな感じ)、
ブロック生成、報酬計算、報酬がエポック毎に繰り返されます。初委任からは、15~20日(4エポック後の頭)で初報酬という事になります。
そこからは、委任を継続し続ける限り、5日毎に報酬が出続けます。この5日毎に1回の報酬ペースは再委任(プール変更)しても変わりません。
ブロック生成に報酬が支払われる為、プールがブロック生成出来なかった場合は報酬は貰えません。