カルダノは2021年、4月1日をもって完全分散化しました。Twitter等でカルダノに関わる人達がカルダノが完全分散化しました!やった!おめでとう!!などお祝いツイートを良く見かけます。本当にカルダノにとって2021年4月1日は歴史に名を刻む日になりました。素晴らしい事です。でもちょっと”でー”は思いました。詳しい人は分かるよね…でもあまり詳しくない人は完全分散化の意味って分かるのかな???こんな疑問を胸にいつもの様な初心者目線のわかりやすい解説してみたいと思います。分かりやすく無かったらごめんなさい。長くなりますが、ご覧ください。最後まで目を通し終わった時に、完全分散化の事を少しでも、そして一人でも、何となく分かった!!と思えてもらえたら幸いです。
カルダノの一つの目標として、ブロック生成を全てSPOに任せる完全分散化がありました。今までのプール運営(ブロック生成)はカルダノの中心組織であるIOG、EMURGO、Cardano Foundation、そして私達SPO(ステークプールオペレーター)が行ってきました。が遂に完全分散化が達成されたのです。
そして本題。
んで、どうなるの???
これからのカルダノの未来はSPOとADA保有者、委任者に託されました。先月、カタリスト(catalyst)ファンド3という、選挙みたいなものが行われました。提案者が、カルダノでこういうことをやりたいから、カルダノが貯めている金庫(ステーキング報酬から20%徴収したADAが財源)からADAを下さい。という提案が多数提出されました。カタリストにはADA保有者なら誰でも参加出来ます。更に投票には報酬が付けられています。
投票すると、投票した提案が通る通らない別にして、ADAを少しもらえます。
少しでも貰えないより貰えた方が嬉しいですよね?提案を見て[はい]か[いいえ]で投票し、多く賛成票を集めた提案が、ADAを提供されます。しかし注意しなければいけないのが、何か分かんないけど、ADA貰えるなら何でも投票しちゃえー。というのはカルダノにプラスになりません。良く分からない様な提案に投票が集まると、可決した場合、カルダノの価値を上げない様な提案にADA資金が流れてしまいます。それは委任者にとっても困りますよね?カルダノの価値を下げるという事は、いずれ価格にも当然影響してきます。反対にカルダノの価値を上げるような提案に資金が流れれば、当然価格も上がる要因になります。つまりADA保有者がカルダノという大きい船の舵切りを任されたのです。何か重たい話のようですが、保有者の自分たちがカルダノを導いていくのです。これが完全分散化です。先月のカタリスト・ファンド3では、詐欺グループの提案者もいたようで、今現在、早速、カルダノ中心組織が、徹底的な調査に入りました。この辺りの対応の速さもカルダノの魅力の一つです。一つ勘違いしてはいけないのはカルダノの中心組織は開発などにはずっと関わっていきます。完全分散化でSPO、ADA保有者、委任者に何もかも全てお任せっ!後は勝手にやってねー。という事ではありませんので、その辺りはご心配なさらずに。
分かっていたたけたでしょうか?カルダノの未来は私達SPOとADA保有者が握っています。カタリスト・ファンド4が行われた際には、ADA保有者の皆さんは是非参加して、カルダノを良い方向に導いて下さい。英語ばかりで難しいかもしれませんが、今の時代、ちょっと調べるとカタリストの提案を日本語訳して、シェアしてくれている凄い方達が居ます。
これからも私達SPOは全力でカルダノを支えていきます。
簡単な説明でしたが何となくでも理解されたならこれほど嬉しい事はありません。長い文面でしたが最後までご覧頂きありがとうございました。そしてまだ立ち上げたばかりの限りなく小規模のプールですが応援、委任いただけたら幸いです。委任者の皆さんとSPO、カルダノを愛する皆のパワーで
カルダノを世界に羽ばたかせましょう!